長らく期間が空いてしまったが、一応このシリーズは続くそうです。
ということで今回のテーマは「非伝説クリーチャー」となっています。
伝説クリーチャーこそがEDHの華であることは確かなのだが、花が輝かせるためには周りの環境も弄ってやらねばならないわけで。そうなると他のカードたちに焦点を当てなければならない。
私から紹介するのは私のEDHの根幹とも言える大竜だ。
EDHと志を同じくして生まれた多人数ドラフトセット「コンスピラシー」から生まれた神話ドラゴン。廃位という他人との交渉を生み出す能力も持っている。
また、廃位を達成して戦闘すれば、自軍の攻撃クリーチャーをもう一度戦闘へ送り出す《連続突撃/Relentless Assault》系統の能力を持っている。二度目の廃位を達成すれば本人のスペックは7/7まで上昇する。簡単に倒されることはないだろう。
もちろん、構築でもこの連突能力を期待され投入されるのだが、それなら単純に《世界大戦/World at War》とかを撃てばいいわけで、彼単体では特に大きな役目を背負えるわけではない。
だが――彼には最高の相方たちがいる。自身のクリーチャータイプ、ドラゴンだ。
《煽動するものリース/Rith, the Awakener》をはじめ、伝説のドラゴンサイクルはダメージを与えた際に誘発する能力を備えていることが多い。ここ最近であれば《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》がよい例だ。
例えば前述のリースであれば、2Gというコストこそ必要であるが、通せばトークンを生み出せる。二度目の攻撃では「緑」を選択することで先ほど生み出したトークンを全て計上してかなりの数の苗木が戦場を埋め尽くすだろう。続くターンにでも《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》なり《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》から溢れ出るマナで好き放題だ。
そして、ドラゴン。まさに「彼を使うべき」ために生み出されたデッキが存在している。
私事ではあるが、このブログを始めたのもこのドラゴンストームの話をしたかったことに尽きる。詳しい説明は私の過去日記(http://sleepingdog.diarynote.jp/201503060624522471/)を参照していただきたいのだが、このデッキを完成へと導いたのも彼である。彼がいて初めてドラゴンストームは日の目を見ることとなったのだ。
逆説、ドラゴンストームデッキにおいては、彼を対処されてしまうとそれで成り立たなくなることも覚えておいてほしい。ストームが2であっても彼の二回攻撃プランがなければ最大火力は出せないのだ(ストームが3の場合は彼を焼くより《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を潰す方が効率的だろ?)。
では、彼の実力をいかんなく発揮するためにはどうしたらいいか。すなわち廃位を達成するためには、ということだが――、そこは構築での手段ではなく、話術によるところが大きい。
もちろん、誰もが自分のライフを減らしたくないと思っているだろうから、彼がヤバイ彼女が危険と嘯いていくのだ。すると、「そんなこと言ってるヤツが一番危ない」と言われたりするだろう、そうなればこっちのもの。ライフをわざと減らせるようになってしまえば、少なくとも自身が一番高いことにはなりえない。
これはEDHとしての楽しみ方であるが、とはいえ人々が思った通りに動かせないのも事実。ならば、自分でライフを減らす手段も講じておかなければならない。
こうなると黒の領分だ、《憎悪/Hatred》ならジェネラル込みで二人殺せるだろうし、《ネクロポーテンス/Necropotence》などでドローをする途中でライフが減っていったりするだろう。
また、ドラゴンストームを使うようであれば《背信のオーガ/Treasonous Ogre》という最高の相方も存在する。彼については他の方が記事を書いているので、そちらを参照されたし。
という感じで記事を書かせていただいた。やはり個人としてはドラゴンストームの主要パーツとして採用するのが最良だと思ったりしているが、本人単体でも十分な強さを持っていると確信している。ドラゴンで勝つのはカッコいいし。
やはりドラゴンゆえ、Foilは意外と値段がするのだ。金毘羅は体感Foilが出やすい気もするが、それでもやっぱり神話だし。見つけたら購入を検討してみてほしい。全体が夕焼けっぽくて美麗だぞ!
ということで今回のテーマは「非伝説クリーチャー」となっています。
伝説クリーチャーこそがEDHの華であることは確かなのだが、花が輝かせるためには周りの環境も弄ってやらねばならないわけで。そうなると他のカードたちに焦点を当てなければならない。
私から紹介するのは私のEDHの根幹とも言える大竜だ。
Scourge of the Throne / 玉座の災い魔 (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
廃位(このクリーチャーが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃するたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
玉座の災い魔が各ターンに最初に攻撃するたび、これが最多あるいは最多と同点のライフを持つプレイヤーを攻撃している場合、すべての攻撃クリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。
5/5
EDHと志を同じくして生まれた多人数ドラフトセット「コンスピラシー」から生まれた神話ドラゴン。廃位という他人との交渉を生み出す能力も持っている。
また、廃位を達成して戦闘すれば、自軍の攻撃クリーチャーをもう一度戦闘へ送り出す《連続突撃/Relentless Assault》系統の能力を持っている。二度目の廃位を達成すれば本人のスペックは7/7まで上昇する。簡単に倒されることはないだろう。
もちろん、構築でもこの連突能力を期待され投入されるのだが、それなら単純に《世界大戦/World at War》とかを撃てばいいわけで、彼単体では特に大きな役目を背負えるわけではない。
だが――彼には最高の相方たちがいる。自身のクリーチャータイプ、ドラゴンだ。
《煽動するものリース/Rith, the Awakener》をはじめ、伝説のドラゴンサイクルはダメージを与えた際に誘発する能力を備えていることが多い。ここ最近であれば《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》がよい例だ。
例えば前述のリースであれば、2Gというコストこそ必要であるが、通せばトークンを生み出せる。二度目の攻撃では「緑」を選択することで先ほど生み出したトークンを全て計上してかなりの数の苗木が戦場を埋め尽くすだろう。続くターンにでも《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》なり《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》から溢れ出るマナで好き放題だ。
そして、ドラゴン。まさに「彼を使うべき」ために生み出されたデッキが存在している。
Dragonstorm / ドラゴンの嵐 (8)(赤)
ソーサリー
あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)
私事ではあるが、このブログを始めたのもこのドラゴンストームの話をしたかったことに尽きる。詳しい説明は私の過去日記(http://sleepingdog.diarynote.jp/201503060624522471/)を参照していただきたいのだが、このデッキを完成へと導いたのも彼である。彼がいて初めてドラゴンストームは日の目を見ることとなったのだ。
逆説、ドラゴンストームデッキにおいては、彼を対処されてしまうとそれで成り立たなくなることも覚えておいてほしい。ストームが2であっても彼の二回攻撃プランがなければ最大火力は出せないのだ(ストームが3の場合は彼を焼くより《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》を潰す方が効率的だろ?)。
では、彼の実力をいかんなく発揮するためにはどうしたらいいか。すなわち廃位を達成するためには、ということだが――、そこは構築での手段ではなく、話術によるところが大きい。
もちろん、誰もが自分のライフを減らしたくないと思っているだろうから、彼がヤバイ彼女が危険と嘯いていくのだ。すると、「そんなこと言ってるヤツが一番危ない」と言われたりするだろう、そうなればこっちのもの。ライフをわざと減らせるようになってしまえば、少なくとも自身が一番高いことにはなりえない。
これはEDHとしての楽しみ方であるが、とはいえ人々が思った通りに動かせないのも事実。ならば、自分でライフを減らす手段も講じておかなければならない。
こうなると黒の領分だ、《憎悪/Hatred》ならジェネラル込みで二人殺せるだろうし、《ネクロポーテンス/Necropotence》などでドローをする途中でライフが減っていったりするだろう。
また、ドラゴンストームを使うようであれば《背信のオーガ/Treasonous Ogre》という最高の相方も存在する。彼については他の方が記事を書いているので、そちらを参照されたし。
という感じで記事を書かせていただいた。やはり個人としてはドラゴンストームの主要パーツとして採用するのが最良だと思ったりしているが、本人単体でも十分な強さを持っていると確信している。ドラゴンで勝つのはカッコいいし。
やはりドラゴンゆえ、Foilは意外と値段がするのだ。金毘羅は体感Foilが出やすい気もするが、それでもやっぱり神話だし。見つけたら購入を検討してみてほしい。全体が夕焼けっぽくて美麗だぞ!
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