第二回EDHカード紹介:《巻き戻しの時計/Unwinding Clock》

第二回が回ってきたのでもう一度。前回も色々な方に見て頂けたようで何よりです。
今度のテーマは「アーティファクト」ということで各々が書いておりますので。

EDHにおけるアーティファクトとは、様々な役目を持っている。基本的な《太陽の指輪/Sol Ring》や《Mana Crypt》といったマナファクト、相手を妨害する《鉄びし/Caltrops》や《三なる宝球/Trinisphere》、ジェネラルとして指定することもできる《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem》や《メムナーク/Memnarch》なども存在する。

そして、今回紹介するアーティファクトはこれだ。

Unwinding Clock / 巻き戻しの時計 (4)
アーティファクト

他の各プレイヤーのアンタップ・ステップの間に、あなたがコントロールするすべてのアーティファクトをアンタップする。


端的に言えば、アーティファクト専用の《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》だ。
言うまでもなく、EDHは多人数戦である。自分以外にも対戦相手が複数いるわけで、行動する回数は多いに越したことはない--マナがあれば行動できるのだから。
そのため、このカードは様々な役割を持てる。マナファクトに限ってみても《魔力の櫃/Mana Vault》や《厳かなモノリス/Grim Monolith》の「アンタップしない」デメリットを無視できるし、《連合の秘宝/Coalition Relic》は何度も蓄積カウンターを置くことができる。
また、タップインするマナファクトも隣ターンから即座に使用できたりするわけだ。
その他、アーティファクトの起動型能力を見ても可能性はどんどんと浮かんでくる。例えば《次元の門/Planar Portal》なら毎ターン《魔性の教示者/Diabolic Tutor》を使えるし、《試作品の扉/Prototype Portal》なら毎ターン刻印されたカード(《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》を刻印すると世界の敵になれるぞ!)を撃ち出せ続ける。
そして、もう一つの使用方法。それはアンタップ阻害カードと併用することだ。アンタップフェイズそのものが吹っ飛ぶ《停滞/Stasis》はまだしも、《静態の宝珠/Static Orb》が横にいれば自分だけアドバンテージを得ることができる。
また、自身でタップアンタップを弄ることが出来る(《ぐるぐる/Twiddle》など)のであれば、自分のターンだけ《三なる宝球/Trinisphere》をタップさせて無効化し、相手ターンにはアンタップしているという状況も生み出せる。実戦で使用する可能性は少ないと思うが、ひとつ覚えておいてほしい。

ここまで文章にしてみたが、なんだかんだ実際に使ってみないとわからないものだ。お買い求めはこちら(http://www.luminous-foil.net/product/5748)でどうぞ。

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ksk

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